100年企業録 CHRONICLE OF CENTENARY COMPANIES
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(仮)丸鹿織物

創業1912年(115年目) |広島県 |織物

織機の音が消えた町で、まだ機を織る。
五代目は、音を守ることにした。

取材・文:編集部 / 2026.09.20 公開

継いだ人

廃業した同業の織機を、引き取り続けた。

丸鹿 進
丸鹿 進
丸鹿織物 五代目

かつては町中に織機の音が響いていたという。いまその音を出しているのは、丸鹿織物ともう数軒だけだ。五代目の進さんは、近隣の同業が廃業するたびに、その古い織機を引き取ってきた。修理できる職人がいなくなれば、機そのものが動かなくなる。だから部品取りのためにも、動く機を一台でも多く残しておきたかった。番頭のように工場を支えてきた古参の織り手は、どの機に癖があるかを全部覚えている。その記憶が消える前に、次の世代へ渡せるか。伝統工芸という言葉の内側で、五代目は一台ずつ、音を守り続けている。

支える人

支える人の話、近日。

──まだ、途中。
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