100年企業録 CHRONICLE OF CENTENARY COMPANIES
COMPANY

(仮)大和田製作所

創業1921年(106年目) |愛知県 |精密部品加工

百分の一ミリの世界で、四代を継いできた。
図面にない公差を、体で覚えた工場。

取材・文:編集部 / 2026.09.22 公開

継いだ人

図面に書けない精度が、うちの資産だった。

大和田 誠
大和田 誠
大和田製作所 四代目

自動車部品の精密加工を手がける町工場である。図面に書かれた公差はどの工場でも同じだが、その内側でどこまで詰められるかに差が出る。大和田製作所の強みは、図面には表れないその「あと少し」だった。四代目の誠さんが継いで直面したのは、その暗黙知が数人のベテランの手の中にしかない、という事実だった。定年が近づくたびに、工場の資産が一つずつ失われていくように感じた。若い職人に測定データを見せながら教える仕組みをつくり、勘を数値に翻訳していく。手の記憶を、工場全体の記憶に変えられるか。継ぎ目に立って、四代目は静かに焦っている。

支える人

支える人の話、近日。

──まだ、途中。
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